熱中症対策

熱中症から自分を守ってくれる「暑熱順化」とは?

熱中症対策 暑熱順化
熱中症対策 暑熱順化

こんにちは。横田電設 人事&安全担当の雪丸瞳です。 

大阪の遊園地で、着ぐるみダンスの練習中に
28歳の男性が熱中症で亡くなったニュースが舞い込みました。
心より、ご冥福をお祈り申し上げます。

仕事中に起きた熱中症、とても悲しい思いでいっぱいです。
今回の件を、他人事と思わず、教訓として、
私たちも働く環境を整えていかねばと強く思う次第です。

熱中症対策は早めの「暑熱順化」が大事

働く人たちを熱中症から守るために必要なこととして
私が真っ先に思い浮かんだのは、
「暑熱順化 (しょねつじゅんか) 」です。

暑熱順化とは、暑さに慣れ、汗をかきやすくなることで、
体温調整をしやすい身体づくりをすることです。

普段から、暑い環境にいる人は、
汗をかきやすく、体温が上がった時に汗で
体温を下げることができます。

しかし、暑さになれていない人は、汗をかきにくく、
結果的に体温調整がうまくできない傾向にあります。

そのため、いきなり暑い環境で仕事をすることは、
熱中症のリスクが高まってしまうのです。

電気工事の仕事でも、ヘルメットや手袋など
安全に仕事をするために保護具をつけて作業をしています。

そのため、入社したばかりの人で暑さに慣れていない人や、
連休明け初日で暑さへの慣れが薄らいでいるときは、
負荷の大きい仕事をなるべく控えるなど、
働く環境をつくる立場の人たちは管理をすることが大事です。

最近、消防署の方とお話しする機会があったのですが、
消防士の方は、3~4月頃から、
約20キロもある防火服を着て訓練をするそうです。

本格的な夏が始まる、3ヶ月以上前から
暑熱順化をしているそうです。

仕事の内容にもよりますが、仕事環境や服装によっては
ある程度期間を設けて暑熱順化を行う必要があります。

日頃の運動や筋トレは、熱中症対策にも効果的!

暑熱順化のひとつとして、汗のかきやすさがあります。
普段から運動をしている人は、汗をかきやすく、
逆に運動をあまりしない人は、汗をかきにくい傾向にあります。

また、筋肉量が多いと基礎代謝が増え、
汗をかきやすくなりますが、
筋肉量が少ないと基礎代謝も減り、
結果的に汗もかきにくくなります。


汗をかいて、体温調整ができる
基礎代謝の高い身体づくりのために、
日常的に運動をすることが大切です。


普段から、20~30分ウォーキングをしたり、
テレビを見ながら筋トレで基礎代謝をアップしたり、
小さなことからスタートしてはいかがでしょうか。


私自身、運動不足に加えて車移動が多く、
基礎代謝も低く汗をかきにくい体質です。


そのため、近くのコンビニなどへは歩いて行ったり、
エレベーターよりもなるべく階段を使ったり、
ドライヤーをかけながらスクワットしたり、
ちょっとした運動を少しずつ取り入れてます。


自分が今できる小さなことが、
もしかしたら未来の自分を助けてくれるかもしれません。

ABOUT ME
でんきママ
横田電設でリフォームのご相談やアフターフォローをしています。IHやエコキュート、浴室乾燥機などキッチンやお風呂まわりを時短で便利に使えるプランの提案が得意です。難しい専門用語を使わず、わかりやすく説明することがモットー。第二種電気工事保有。プライベートは2歳児のママ。休日は機関車や新幹線めぐりをしています。家事がラクになる時短家電や美容家電が大好き!